エイジングケアとは?
About an aging care
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エイジングケアとは?

エイジングケアとは“加齢をお手入れ”すること。

エイジングケアは、和製英語です。

エイジングとは、英語の“age”(齢、年齢)の現在進行形“aging(ageing)”が語源で、加齢老化経年などの意味で使われます。

ケアとは、英語の“care”が語源で、広い意味では、世話配慮気配り手入れメンテナンスなどをすることの意味で使われます。

狭い意味では、介護、看護と言う意味になりますが、看護の場合は看護ケアと言う正式名がありますので、ここでは狭い意味は置いておきましょう。

また、英語のcareは、弱者、患者、障害者、高齢者などの世話をしてあげると言った強者からのサービスと言う含みがありますので、アメリカの福祉関係では、careを嫌って別の言葉を使われているようです。

日本語で言うエイジングケアと同じ意味の英語は“anti-aging(skin)care”です。

日本では薬事法によって、化粧品や医薬品などの表現にアンチエイジングケアアンチエイジングと謳うことを禁止しています。

エイジングケアとアンチエイジングは、基本的に同じ意味あいなのですが、アンチエイジングの方が老化を防止する(抗老化、抗加齢)の意味が強くなるからと言われています。

世界中の人たちが認める抗老化の製品が開発されても、日本ではアンチエイジングと謳うことができない訳です。(薬事法が変われば別ですが)

その為に使い始めたのが、エイジングケアと言う言葉になります。

英語で言うagingcareは、どちらかと言えば介護福祉の様な意味合になってしまいますが、日本で言うエイジングケアとは“加齢をお手入れする”と言う意味です。

エイジングケアは男女の区別なく必要です。

最近特に、女性の化粧品などでエイジングケアと言う表現を見聞きしますが、エイジングケアは女性だけに必要なわけではありません。

ほとんどの人は生涯の前半を成長、後半を老化と考えていると思いますが、厳密には年齢を重ねることが加齢であり、加齢=老化であるならば誕生の瞬間から老化が始まっていることになります。

私たちの身体は、誕生した瞬間から常に古い細胞組織が死んで、新しい細胞組織と入れ替わっています。

お肌だけが細胞組織ではなく、身体全体が細胞組織でできているのです。

その細胞組織が、加齢により劣化して行くのが老化で、加齢による身体の障害は、お肌の状態だけでなく、身体全体の問題なのです。

つまり、エイジングケアはお肌だけのスキンケアをするのではなく、自分自身の全てをケアすること。

そして、自分自身をケアすることは、女性だけでなく男性にも当てはまると言うことです。

エイジングケアは年齢に関係なく必要です。

先に述べたように、私たちの身体は、誕生した瞬間から常に古い細胞組織が死んで、新しい細胞組織と入れ替わっています。

各細胞の中には遺伝子があり、その情報をコピーすることで新しい細胞を作っているわけです。

遺伝子を簡単に説明すると、自分自身を作っている“設計図”と言えるでしょう。

各細胞は、その設計図である遺伝子によって、コピーを繰り返し、お肌を含めた自分自身の全てを作っているのです。

コピーをコピーする訳ですから、当然劣化していきます。

これが加齢による老化で、自然の摂理と言えるのではないでしょうか?

ただし、老化の状態生活習慣生活環境で大きく差がでます。

遺伝子が設計図であるならば、食べ物は細胞を作る作業者や材料です。

設計図がどんなに優れていても、作業者や材料が悪ければ良い細胞は作れません。

そして、設計図、作業者、材料が揃ったとしても、紫外線や大気汚染などの外的要因で粗悪な細胞ができたとしたらどうでしょう?

粗悪な細胞をコピーするのですから、益々コピーの精度は低下します。

つまり、エイジングケアは、始めるのが早ければ早いほど、齢を重ねた時の状態が変わると言うことです。

若いからと言って必要のないものではなく、年齢に応じたエイジングケアをすることが明日の自分にとって重要なことです。

 

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