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危険なムダ毛処理!お肌に優しい脱毛方法とは?

 

肌の露出が多くなる季節に必要なスキンケアは、ムダ毛処理!でも、安易に処理してしまうと大変なことになります。奇麗になりたいからムダ毛処理するのに、汚くなってしまうこともあります。そうならない為にも、安心・安全な、お肌に優しいムダ毛処理で奇麗なお肌を保ちましょう。

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ムダ毛処理の失敗!埋没毛とは?

埋没毛とは、皮膚内で成長してしまった体毛で、ムダ毛処理の失敗が原因です。

  • かさぶたで毛穴が塞がれて表皮から出れない。
  • 毛穴ではない皮膚を貫通して表皮からでれない。

ムダ毛処理で表皮(皮膚表面)を傷つけてしまうと、かさぶたが出来て毛穴が塞がることがあります。毛穴が塞がれると体毛が表皮から出れなくなり、皮膚内で成長して埋没毛になります。また、途中で切れた体毛が毛穴ではない皮膚を貫通して、皮膚内で成長して埋没毛になる場合もあります。

体毛がそれ以上伸びないところまで成長すると自然に分解され排泄されると言われていますが、埋没したままそのまま数年経つ人もいれば、数ヶ月して表皮から先端が出たので抜いたと言う人もいます。鳥肌状に荒れたり、炎症や色素沈着を起こすことがあり、最悪の場合は外科で手術してもらう必要があります。

キレイになりたい為のムダ毛処理で醜い肌になってしまうのは本末転倒です。キレイにムダ毛処理をしたければ、お肌に負担の少ないムダ毛処理を心がけましょう。

ムダ毛処理の方法 メリット・デメリット

一般的なムダ毛処理は、脱毛剃毛除毛脱色、の4タイプで、それぞれにメリットとデメリットがあります。

処理方法 処理器具 メリット デメリット
脱毛  毛根から除去する。(抜く、破壊、発育制御など) 毛抜き、ワックス、テープ、電気、レーザー、フラッシュなど 効果が長続きする。
仕上りがキレイ。
処理方法によっては時間がかかる。
処理方法によっては痛みを伴う。
途中で切れて取り残すことがある。
剃毛 表皮から伸びている部分を切る。(剃る) カミソリ、電気シェーバーなど 比較的短時間でできる。
痛みがほとんどない。
ほとんどの部位の処理ができる。
効果が長続きしない。
断面が広くなるので毛穴が目立つ。
表皮を削ってしまうことがある。
除毛 表皮から伸びている部分を溶かす。 除毛剤 痛みがほとんどない。
毛穴が目立ちにくい。
効果が長続きしない。
処理に時間がかかる。
脱色 表皮から伸びている部分を脱色する。 脱色剤 痛みがない。
産毛でも簡単。
効果が長続きしない。
伸びてくると不自然。

ムダ毛処理全般を脱毛と呼ぶ人もいらっしゃいますが、正確には毛根から除去する方法を脱毛と呼び、剃毛や除毛などの表皮から伸びている部分のムダ毛処理は脱毛ではありません。

剃毛が短時間で簡単にできるムダ毛処理で、ほとんどの部位の処理ができます。ただし、表皮から伸びている部分だけの処理ですので、効果は長続きしません。

肌の摩擦を最小限に抑えるために滑りを良くするローションを使いますが、それでも100%傷つけないわけではありません。電気シェーバーを使うと比較的お肌を傷つけずにすみますが、深剃りは望めないので効果がさらに短時間になります。

除毛脱色にも同じことが言えます。体毛は常に伸び続けます。表皮から伸びている部分を処理しても、次の体毛が伸びてきますので効果が長持ちしないのは当然のことです。

薬剤を使って溶かしたり脱色するので痛みがないからと言っても、お肌に負担がないとは言い切れません。脱色にいたっては見えにくくしているだけです。短い産毛程度であれば問題ありませんが、よく見ればそこにムダ毛は存在します。

やはり、効果の持続とキレイさを求めるなら脱毛しかありません。

でも、処理方法によって時間がかかったり、痛みを伴います。痛いと言うことは、肌に負担がかかっていることは言うまでもありません。

では、短時間で、痛みがなくて、肌に負担がかからず、最もキレイに仕上げることができる脱毛方法はあるんでしょうか?

代表的な脱毛方法 メリット・デメリット

代表的な脱毛方法のメリット・デメリットは下記の通りです。

処理方法 メリット デメリット
毛抜き 毛抜きで1本づつ抜く。 ピンポイントな処理ができる。
頑固な毛やくせ毛も処理できる。
自分でもできる。
痛みを伴う。
広範囲な処理に時間がかかる。
途中で切れて取り残すことがある。
ワックス、テープ 脱毛ワックスや脱毛テープで、毛根から一気に抜き取る。 広範囲な処理ができる。
自分でもできる。
痛みを伴う。
ムダ毛と一緒に角質まで取れてしまう。
短すぎるムダ毛は処理できない。
電気脱毛 細い金属針を毛穴に差し込んで、針に電気や高周波を流して毛根を破壊する。 永久的な脱毛効果の実績がある。 かなりの痛みを伴う。
時間と費用がかかる。
やけどや色素沈着の可能性がある。
産毛の処理はできない。
自分ではできない。
レーザー脱毛 レーザー光で毛根と毛包を焼く。 永久的な脱毛効果が期待できる。
産毛の処理ができる。
痛みを伴う。
時間と費用がかかる。
やけどの可能性がある。
フラッシュ脱毛 フラッシュ式のライトで毛根にダメージを与え、後日毛が抜けて行く。 痛みがない。
全身に使える。
短時間で、広範囲な処理ができる。
自分でもできる。
費用がかかる。

最も肌に負担がなく、キレイに脱毛できるのは、フラッシュ脱毛です。痛みもなく、全身に使え、広範囲な処理が短時間でできます。最近、エステサロンでも主流の脱毛方法で、家庭用のフラッシュ式脱毛器があるので自分でもできます。

ちょっと整理してみましょう。

毛抜きは最も安価ですが、痛みを伴います。ピンポイントの脱毛に適していますが、ちまちま抜いている時間がもったいない。しかも、失敗すると埋没毛になります。抜くタイプの家庭用脱毛器もありますが、上手く抜けず埋没毛だらけと言う話もよく耳にします。

ワックステープは、比較的安価で安定した方法かもしれません。この方法で施術するエステサロンも多数あります。ただし、ムダ毛と一緒に角質までとれてしまうのが問題です。

角質とは、お肌の一番表面にある層です。外界の刺激や雑菌から真皮を守るバリアー機能で、お肌の潤いである水分の蒸発も防いでくれます。古くなるとお肌のターンオーバーによって自然にはがれ落ちます。普段目にしているお肌はこの角質で、お肌がキレイ、美しい、と言うのは角質を見て判断しています。

古い角質が自然にはがれ落ちるのは問題ありませんが、無理やりはがしてしまうことになりますので、ムダ毛処理後の入念なスキンケアが必要です。肌の弱い方は肌荒れも心配です。だったら、自分でやるよりもエステサロンでやってもらった方が安全です。

電気脱毛は、絶縁針やニードル針と呼ばれる細い針を毛穴に差し込んで、針に電気や高周波を流して毛根を破壊する方法で、一昔前に流行った脱毛方法です。

永久的な脱毛効果の実績がありますが、かなり痛い脱毛方法です。医療機関で施術すると麻酔で痛みを軽減させることも出来ますが、毛穴のひとつひとつを処理するので、かなりの時間と費用がかかります。

また、やけどや色素沈着を起こす場合も少なくないことから、よほど信頼できるエステや医療機関でないと任せることができません。

レーザー脱毛は、メラニン色素に反応するレーザー光で毛根と毛包を焼いて脱毛する方法で、電気脱毛より痛みが少なく、電気脱毛に不可能だった産毛の脱毛もできます。医療行為なので、美容クリニックや皮膚科などの医療機関で施術します。

電気脱毛より痛みは少ないようですが、時にはやけどもあり得、治療するにあたり「日焼けをしない」「毛を抜かない」「毛を染めない」などの制約があるので他の脱毛方法との併用は難しいかもしれません。

毛根と毛包を焼いて脱毛することから永久的な脱毛方法と思われがちですが、レーザー脱毛の歴史が浅いことから実績としては未熟です。また、電気脱毛にも言えることですが、毛周期やホルモンのバランスの関係で、後から生えてくる場合もありますので、何れにしても定期的なお手入れが必要です。

 

やはり、総合的に見て、肌の負担を最小限に控えることができ、キレイかつ安全に脱毛できる方法は、フラッシュ式脱毛だと言えます。

ただし、残念なことに費用がかかります。繰り返し使うこと、時間短縮できることなど、利点を考慮すると安いものだと思います。

キレイにお金をかけるか、時間をかけるかはあなた次第です。ご自分の状況に合った最もキレイになれる脱毛方法をお選び下さい。

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